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5/19(土) 17:20配信
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5/20(日) 7:31配信
それにしてもキムタクはツイてない。せっかく主演男優賞に選ばれたというのに、その映画賞自体がなくなっちゃったというのである。今年、第27回を迎えるはずだった日本映画批評家大賞である――。
いつもなら5月半ば頃に開催される日本映画批評家大賞だが、まだ公式ホームページを見ても開催予定などは更新されていない。
「今年は中止ですよ。いや、もう終わりかな。我々も5月10日に事務局から言い渡されたばかりで、ビックリしているんです」とは、選考に関わった映画批評家である。
「1991年に、海外の映画批評家のように、自分たちも誰にも遠慮せずに本音で選ぶ映画賞を作ろうと、映画評論家の水野晴郎さん(1931~2008:享年76)が発起人となり、淀川長治さん(1909~1998:享年89)や小森和子さん(1909~2005:享年95)に声をかけてできた映画賞です。92年(91年度)に第1回が開催され、今年で27回目。その間に発起人である水野さんも亡くなった。その時にも『映画賞をなくしてもいいのではないか』という話が出たこともありましたが、なんとか続けてきた。そして今年は、水野さんが08年6月10日に亡くなってからちょうど10年ということで、『命日に開催しよう』なんて話も出ていたのですが……」
ちなみに昨年(17年)5月16日に東京芸術劇場で開催された第26回は、
主演男優賞:小林薫 「続?深夜食堂」
主演女優賞:宮沢りえ 「湯を沸かすほどの熱い愛」
新人男優賞:岩田剛典 「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
新人女優賞:高畑充希 「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
作品賞:「湯を沸かすほどの熱い愛」
ダイヤモンド賞:樹木希林(75)
「この26回まで、映画賞の運営事務局である、一般社団法人日本映画批評家大賞機構の代表理事は西田和昭さん(59)でした。そう、業界では“ぼんちゃん”の名で知られる水野さんの愛弟子。彼はお金に弱いところはあるけれど、すごく人はいいし、映画賞にも熱心だった。ところが“映画賞を利用して借金問題を抱えている”と女性誌で記事になったのが今年2月。以来、ボンちゃんは逃げ回る有様で、連絡もつかず、映画賞どころではなくなった。そこに出てきたのが、いまの代表理事である貞照高志という人です。1月17日に都内に選考委員が集められ、ぼんちゃんの後を引き継ぐことになったと告げられました。会社社長ということですが、どういう経緯でぼんちゃんから引き継いだのか、説明がないので分かりません。わたしたち批評家は、受賞作を選び、パンフレットに寸評を書くだけで、運営には全く関わっていませんし、授賞式の寸評1本につき数千円の謝礼が出るだけで、他は手弁当でやってきましたから」
と振り返るのは、代表選考委員の野島孝一氏である。だが、この初対面で新代表理事は思わぬことを発表したという。
「『今年は授賞式は開催しない』と言うのです。『賞状とトロフィーを受賞者に配って終わりにする』と。もちろん私たちは『それでは困る』と反対しました。26回まで守ってきた権威が保てなくなりますし、授賞式がないなら受賞を拒絶されることだってありますからね。『昨年の東京芸術劇場のような大きなところでなくてもいいから、授賞式は開催したほうがいい』と反対し、結局、授賞式は開催することになり、私たちも作品を選定することになったのですが……」(野島氏)
授賞式は6月14日午後5時より、会場はなんと原宿のライブハウスに決定した。
「受賞作も決め、事務局から受賞者の所属事務所へオファーして、出席も確認済みでした。そこへ事務局から、『5月10日に選考委員は集まるように』とメールが送られてきたのです。そこで告げられたのが、授賞式の中止でした。今年だけ中止なのか、もう映画賞がなくなるのかも分かりません。その理由はよく分からないんですよ。新事務局が『選考委員と信頼関係を保てないから』と言うばかりで……」(野島氏)
別の選考委員が憤る。
「だって信頼などできませんよ。新しい事務局スタッフは映画の素人ばっかりで、業界のことも、俳優の名前すら、ろくに知らない。だから我々は、水野さんの存命中からずっと事務局で働いていた人を窓口にして、新事務局にお願いをしたり、質問をしたりしてきたのです。それが気に人らないんでしょうね。その人を事務局から追放してしまいました。その結果、彼らが会場に選んだライブハウスなんて、控え室は1つしかないところですよ。そこへキムタクや満島ひかりを人れて、一体どうするつもりだったのでしょうか。この日、はっきりした中止の理由を求めた選考委員の中には『出て行け!』と追い出された人もいるんですから」
幻となった第27回日本映画批評家大賞の受賞作を発表しよう。
主演男優賞:木村拓哉(45) 「無限の住人」
主演女優賞:満島ひかり(32) 「海辺の生と死」
助演男優賞:塩見三省(70) 「アウトレイジ 最終章」
助演女優賞:木村多江(47) 「ユリゴコロ」「あゝ、荒野」
新人男優賞:寛一郎(21) 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
新人女優賞:石橋静河(23)「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
作品賞:「三度目の殺人」
監督賞:大林宣彦(80)
ゴールデン?グローリー賞:中村玉緒(78)
といった面々になるはずだった。ちなみに、寛一郎は佐藤浩市(57)の息子、石橋静河は石橋凌(61)と原田美枝子(59)の娘である。塩見三省と大林宣彦は病気療養中ということもあり、励ます意味も込めたのだろう。なかなかハデな陣容だ。
それにしても酷評の多かった「無限の住人」でキムタクが主演男優賞とは意外だが――。
「興行収人が悪かったこともあり、必要以上に叩かれた作品だと思います。公開時期はSMAP解散後で、キムタクがすっかりヒールになってしまいましたしね。でもそこで、一言も反論せず、劇中の傷だらけの風貌は現実のキムタクに重なるものでもあった。片目をふさいでの大立ち回りなど、簡単にできるものではないし、異なる世界を演じてみせていたと思います。作品の中でキムタクはしっかり輝いていましたよ。もちろん、キムタクや満島を呼べば、授賞式にマスコミが来るだろうし、映画賞もより注目されるだろうということも選考理由のひとつではありますけど」(同)
役者?木村拓哉を評価した上での授賞というのだ。だが、それも事務局は、“ミーハー”の一言で片づけたという。
「もう批評家大賞も終わりでしょうね。我々選考委員は解散する気ですし、こんな形で中止になった批評家大賞に批評家が集まるとも思えませんから。一体何をやりたくて、映画賞の運営を引き受けたのか、いまだに分かりません。儲かるとでも思っていたんでしょうか。それよりも、事務局はまだ、受賞者たちの所属事務所に中止の連絡もしていないようなのです。授賞式に出席の了解をいただいた俳優のみなさんや映画関係者の方々に申し訳ない……」(同)
水野晴郎氏も草葉の陰で泣いていることだろう。
週刊新潮WEB取材班
2018年5月20日 掲載
新潮社
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【2018年5月19日~20日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』:6週目
2(初)『ピーターラビット』:1週目
3(初)『のみとり侍』:1週目
4(初)『ランペイジ 巨獣大乱闘』:1週目
5(2)『アベンジャーズ/インフィニティ?ウォー』:4週目
6(3)『孤狼の血』:2週目
7(4)『ラプラスの魔女』:3週目
8(初)『GODZILLA 決戦機動増殖都市』:1週目
9(5)『さらば青春、されど青春。』:2週目
10(7)『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』:6週目
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