- 829 - = =2018/4/19 15:41:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180418-00000398-bookbang-ent
焦りや不安の中で小さな自分がもがいてる皆さん、こんにちは。「陸王」に続くかざぽん2回目の登場です。冒頭挨拶に「波」を持ってくるのも2回目です。だってFOUR TOPSのオリジナルって「波」しかないんだもん。6月あたりに予定してる斗真回、どうしよう……。
今年の大河ドラマ「西郷どん」には主人公の弟役として錦戸亮(関ジャニ∞)がキャスティングされているけれど、第1回冒頭にチラリと出ただけで本格的な登場は後半の予定。それまで長いな~と思っていたから、2月に橋本左内役としてかざぽんの出演が発表されたときには飛び上がったよね。嬉しいサプライズだった。
その「西郷どん」の原作は、林真理子『西郷どん!』(KADOAKWA)。小説の方には「!」がつく。明治維新の立役者のひとり、西郷吉之助(隆盛)の一代記である。が、これがドラマとはぜんぜん違うからビックリ。
原作には相撲大会もロシアンルーレットも出てこない。ジョン万次郎とも会わないし篤姫との会話もほとんどない。薩摩の農家の娘と江戸で再会したりもしないし、一橋慶喜と顔を合わせることもないし、子ども時代の糸も出てこない。つまりは極めて堅実な、オーソドックスな西郷隆盛伝なのである。ドラマとの共通項を探すなら、政治の話よりも西郷吉之助がその時々で何を感じ、何を考えて行動したかという〈歴史の話より人の話〉を前面に出している点だろう。
原作は明治37年、西郷の息子である菊次郎が京都市長になった時に、父の思い出を語るという構成になっている(もしかしたらナレーションの西田敏行さんが実は西郷菊次郎役なのではと想像しているのだが穿ち過ぎかな?)。原作第1章、「一掛け二掛け三掛けて、四掛けて五掛けて橋の上」というわらべ歌と、そこに出てくる「西郷隆盛娘」の話から人るくだりで、一気に物語が身近になった。ドラマはドラマで楽しいけれど、もしも「史実と違う」ことが気になるなら、原作小説を手に取ることをお薦めする。
さて、かざぽん演じる橋本左内は越前福井藩の藩士。当時きっての論客水戸の藤田東湖(西郷吉之助にも大きな影響を与えた人物だがドラマには登場せず)や熊本の横井小楠とも交流を持ち、福井藩主松平春嶽の懐刀として「次期将軍を一橋慶喜に」という目標のために西郷吉之助とともに働く大事な役だ。
ドラマでは品川宿で橋本左内が隠密まがいの行動をとる第10話が、かざぽんの初登場。だが史実では、ふたりが初めて会ったのは安政2年の12月、江戸の薩摩藩邸とも水戸藩士の家とも言われている。原作では左内が初めて出てくるのは、福井藩邸での会談だ(第8章)。「細面の端正な顔立ちである。若さゆえに怜悧が表に出すぎることもあるが、当代一級の知識人であることに間違いはない」と原作にはある。これだけでもかざぽんぽいが、そのあとに続く、吉之助に時世を説くくだりの語り方が実にかざぽんなので、ぜひお読みいただきたい。
伝えられる史料によると、佐内はそのときの吉之助の印象を「燕趙悲歌之士」と書き残している。そのまま訳せば「時世を憂い憤る人」という意味だが、まあ、ぶっちゃけ「血の気が多いだけのヤツ」という含みがなきにしもあらず。
これで思い出すのが、ドラマで薩摩藩邸を訪れた佐内が将軍継嗣問題について吉之助に説明する場面だ。最初は対等に語っていたが、途中で、吉之助が何も知らないことに気づく。そこでかざぽん演じる佐内は「やれやれ、僕はひどく大きな勘違いをしていたようだ」と態度を変えるのである。あのときの、虫を見るような目に笑っちゃったよね。これよ、これがかざぽんよ!
自分が賢いということを自分で知っている男。自分よりバカな相手はにこやかにナチュラルに見下す男。すべてにそつなく手を回す男(書類の写しをちゃんと作っておいたりね)。こういう役をやらせたらかざぽんは実に巧い。今更言うまでもないけれど「3年B組金八先生」の兼末健次郎がまさにそのタイプで、あの吉之助への対応が放送された瞬間にはツイッターのTLに「健次郎!」の文字が並んだものだった。ああ、みんな考えることは同じだ。でもかざぽん、密談のときは窓を閉めた方がいいぞ。
けれどかざぽんにはもうひとつの得意キャラがある。そしてそちらも、この橋本左内でこのあと発揮されるはずなのだ。
橋本左内はこのあと安政の大獄で捉えられ、刑死する。理想に燃えて奔走するも政敵の陥穽に落ち、命を散らした橋本左内。かざぽんのもうひとつの得意キャラとは、悲運や非業を背負った役だ。朝ドラ「純と愛」(NHK)しかり、「ぼんくら」(NHK)の佐吉しかり。「陸王」も上司と取引先の板挟みで苦悩する役だったし、兼末健次郎の後半も彼の背負った悲しい運命がドラマを動かした。すべてを飲み込んでチワワのように震えながらの嗚咽は彼の真骨頂だ。
左内の投獄刑死場面でそれを堪能できるはずなのだが。そのとき吉之助は別のところにいるので、ドラマで描かれるかはわからない。その様子が知りたい人には山本周五郎の短編「城中の霜」(新潮文庫『日日平安』所収)と「橋本左内」(実業之日本社『山本周五郎全集未収録作品集16 抵抗小説集』所収)をお薦めする。また、左内をもっと知りたいなら、松平春嶽を主人公にした葉室麟『天翔ける』(KADOKAWA)がいい。むしろ『西郷どん!』より出番は多い。こちらでは、五尺そこそこの小柄ながら色白でやさしげな美男、学問に優れ奥の女中たちに人気があった、という描写。
こうなってくると、むしろ左内を主人公にした話が見たくなるよね。「陸王」回でも書いた通り、かざぽんは生田斗真と並んでジャニーズ俳優班を牽引する存在だし。でも、ちょっと待って。かざぽんが斗真と(あるいは他のジャニーズと)違うのは、圧倒的に脇役としての出演が多いことだ。最初からアイドルではなく役者として評価されてきた証左と言っていい。主役の邪魔をせず、けれど与えられた枠の中で鮮烈な印象を残す。そんな高度なバランス感覚は、ジャニーズJr.という大所帯の中で常に他のグループを盛り立てる側に回ってきたかざぽんだから出来るのかもしれない。
今回も、大久保利通という〈知〉が江戸にいない状態で、吉之助をサポートする〈知〉担当として左内は存在している。吉之助の物語である以上、左内は脇役だ。だが明治10年、西南の役に敗れ吉之助が自決した際、ありし日の左内からの手紙を大事に持っていたという。主役にそこまで思われた脇役なのである。脇役冥利に尽きるではないか。かざぽんの出番は、この先、そう長くはない。光る脇役風間俊介に注目して、彼の退場までを追ってほしい。
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アンケート このヒーローにはどのジャニーズ? 【24】
本編でも紹介した葉室麟『天翔ける』(KADOKAWA)は、福井藩主松平春嶽の物語だ。春嶽は開国と大政奉還を平和裡に行うよう、奮闘する。彼の両輪となったのが橋本左内と横井小楠だ。平和を願い、個性的な大名たちの間で常に〈調整役〉として能力を発揮した賢君松平春嶽。橋本左内を有能な懐刀として信頼し、その能力を愛で、左内からも尊敬され、彼の刑死に責任と後悔で慟哭する春嶽。
大河ドラマでは津田寛治さんが演じているが、これを左内役のかざぽんとセットでジャニーズがやるなら……大矢のチョイスはヒガシこと東山紀之!
あなたは誰に演じて欲しい?
>> http://bit.ly/2JQvdSl(※google Form)
大矢博子
書評家。著書に「読み出したら止まらない!女子ミステリーマストリード100」など。小学生でフォーリーブスにハマったのを機に、ジャニーズを見つめ続けて40年。現在は嵐のニノ担。
新潮社
- 830 - = =2018/4/20 1:12:59
还没20年预想楼,就贴这楼吧
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180419-00184127-nksports-ent
20年のNHK大河ドラマが、俳優長谷川博己(41)主演の「麒麟がくる」に決まり19日、東京?渋谷の同局でお披露目された。戦国武将明智光秀の生涯を描く。長谷川の大河出演は13年「八重の桜」以来。
光秀は「主君織田信長を討ち滅ぼした謀反人」「三日天下」など、一般的には好印象という人物ではなく、出自においても謎が多い。本能寺の変に至った動機も諸説あるなど、未知の部分の多い人物だ。信長を討ち滅ぼした本能寺の変に至る経緯や、妻煕子(ひろこ)のほかに側室をおかなかった愛妻家としての一面など、どのように描かれるか注目される。
- 879 - = =2018/4/20 11:54:14
4/20(金) 12:10配信
女優の井上真央さん、人気グループ「嵐」の松本潤さんが出演して人気を博した「花より男子」(花男)シリーズの“完結編”となった映画「花より男子F(ファイナル)」が公開されてから、今年で10年。同シリーズの新章「花のち晴れ~花男 Next Season~」(花晴れ、TBS系、火曜午後10時)の放送が17日にスタートし、松本さん演じた道明寺司が登場するとツイッター上で「道明寺キターー!」などのつぶやきが殺到するなど、SNSやネットで盛り上がりを見せた。ファン待望の新章について、花男シリーズのドラマ第1作から映画までを手がけ、今回の「花晴れ」も手がけるTBSの瀬戸口克陽プロデューサーに聞いた。
◇満を持して新章放送
「花男」シリーズは神尾葉子さんのマンガが原作。第1作となった連続ドラマは2005年に放送され、07年に続編の連続ドラマを放送。映画は08年に公開された。「10年たってなぜ新章を?」という疑問も浮かぶが、「花晴れ」も神尾さんのマンガが原作で、その原作の連載が始まったのが15年。すでに7年が経過していた。
瀬戸口プロデューサーは「新章の連載が始まったのを知ってから、ずっと読ませていただいて、花男の世界観がありながら、また新しいキャラクターが出てきて、すごく魅力的。ぜひ(ドラマを)やりたいと思っていた」というが、当時、連載は始まったばかり。すぐにドラマ化すると「ドラマが原作を追い越してしまう。ある程度区切りが見えたところでドラマ化する方が、世界観を壊さずに、かつドラマとして面白く作れる」とタイミングを待った。
「結果的に、映画から10年の節目の年がちょうどいい」と今年に決まったといい、「ある種の運命、ご縁だなと思った」と振り返った。
◇新章は王道ラブコメだけじゃない! テーマは「自分らしく生きる」
王道ラブコメの代名詞といってもいい「花男」を大ヒットさせた瀬戸口プロデューサー。今回もラブコメでありつつ、「自分らしく生きる」をテーマとして掲げている。
瀬戸口プロデューサーは、「ドラマ内の登場人物は秘密を抱えています」という。確かに杉咲花さんが演じる主人公の江戸川音は、コンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”、アイドルグループ「King&Prince(キング アンド プリンス)」の平野紫耀(しょう)さん演じる神楽木晴(かぐらぎ?はると)はイケメンなのに、メンタルの弱い“ヘタレ男子”だ。
「現代の人たちも“インスタ映え”のように、実際とは違うのに(SNS上では)充実している生活を見せてみたり、大なり小なり、パブリックな自分と本当の自分との差が生まれていると思う。みんな秘密を抱えているのではないか」と登場人物との共通点を挙げ、「自分らしく生きる」ことの大切さを提示しようとしている。
◇「テレビは若者から離れていない」 名プロデューサーの使命
昨今、ラブコメといえば、邦画が全盛。また学園ものの王道ラブコメディーは、ゴールデンタイムに放送される連続ドラマの題材になりにくい状況だ。しかし瀬戸口プロデューサーは、そこに「トライしたい」といい、「学園を舞台にしたドラマですが、決して10代限定(のドラマ)ではない。同年代じゃないと楽しめないというものではない」と力を込める。「花男の時も、高校生はもちろん、大人の方もたくさん見ていただき、大半の女性の方には、幅広く支持してもらっていた」と、今回もターゲットは幅広い年齢層の女性だ。
そして「『テレビが若者の見たいものを作っていないんじゃないか』という指摘をする方もいる。ちゃんと面白いものを作って『テレビが若者から離れているんじゃない』ということを立証しなければいけない」「こういう作品が多くの方に支持されると、花男の時みたいに、若い世代の作品が作られていくことに、つながるかもしれない。誰も僕にそんな使命を課していないんですが、勝手に秘めた思いがあります」と並々ならぬ使命感を明かした。
- 883 - = =2018/4/20 19:51:01
- 888 - = =2018/4/20 22:55:05
4/19(木) 18:02配信
女優の杉咲花が主演するTBS系連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の第1話が17日放送され、初回平均視聴率が7.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことを、各メディアが報じている。
同ドラマは漫画.ドラマ.映画と大ヒットした「花より男子」シリーズの神尾葉子氏が描く新たな物語を実写化。
道明寺司(松本潤)らが率いるセレブ軍団「F4」が卒業して10年後の英徳学園を舞台に繰り広げられる、痛快青春ラブストーリーが描かれている。
主演の杉咲以下、ジャニーズ事務所の売り出し中のグループ King & Princeの平野紫耀、中川大志らキャストが一新された。
「F4のメンバーは松本以下、小栗旬、阿部力、松田翔太だったが、阿部は上原多香子との不倫が発覚。おまけに、上原の夫が自殺してしまったので、日本ではもう芸能活動をできない。松田は大手芸能プロから独立。テレビ各局はその芸能プロへの忖度で松田を起用しない。そんな事情もあって4人の再集結はあり得ない」(テレビ局関係者)
第1話では松本扮する道明寺も回想シーンで登場。ネット上では話題を集めたが、そのぐらいしか話題にならず。視聴率も2ケタには届かなかった。
「杉咲は今作のために髪の毛を30センチカットして役づくり。演技力は抜群だが、まだ民放の連ドラ主演を務めるぐらいの格ではない。平野もジャニーズは売り出し中だが、幅広い世代の人に認知されておらず、高視聴率は望めないだろう。局側もそのあたりは計算済みのはずだが…」(テレビ局関係者)
“第2の松潤”と期待される平野。所属するKing & Princeは、5月にCDデビューを控えている。ドラマ経験は、ジャニーズ事務所所属となってからは深夜ドラマが2番組のみ。松本が「花男」に出演したときは、既に嵐としてCDデビューを果たし、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)で主演、「ごくせん」(同)ドラマアカデミー賞助演男優賞受賞というキャリアを持っていた。舞台経験は多いようだが、松本に比べると平野は時期尚早という印象があるが、これから知名度を上げることができるのか注目されている。
とはいえ、今もなお、「花男」のヒロインは井上真央、というイメージが強い。今後も視聴率が低迷するようなら、“テコ人れ”として松潤や井上の投人も検討した方が良さそうだ。