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Hey!Say!JUMP山田涼介が主演を務めた、日本テレビ開局60年記念番組『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』の平均視聴率が14.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)だったことがわかった。現在のドラマ界を考えれば数字としては好成績だったものの、同じく12日午後9時から放送していた『土曜ワイド劇場35周年特別企画「温泉(秘)大作戦12」』(テレビ朝日系)の平均視聴率が13.9%と僅差だったことを考えると、手放しで喜べる数字ではなさそうだ。
ネット上では金田一一(はじめ)を演じた山田に対し、「化粧濃すぎ!」「はじめちゃんが美形すぎ」など、原作のキャラクターとのイメージのかい離を嘆く声が上がったものの、演技力は概ね好評。中には、山田演じる金田一の後輩?佐木竜二を演じたHey!Say!JUMP有岡大貴を「演技上手い」「自然な感じがいい」と評価する声もあった。
しかし、ネットで話題を集めたのは、出演者たちの演技力ではなく、ストーリー上の伏線やトリック。幼なじみ?美雪と別の人物が人れ替わったことを金田一が見破るシーンでは、「『はじめちゃん』という呼び方の『ちゃん』が抜けているなんて全員気づくわ」と指摘する声があれば、犯人のトリックが瀑かれた後も「女ひとりで死体を吊すなんて絶対無理」と総ツッコミ。
中でも、犯人がアリバイを成立させるために使うワイヤーを、厳重警備のホテルにどうやって持ち込んだのか、という今作の最大のトリックに迫る場面では、その答えにネットが騒然。200メートルの形状記憶合金のワイヤーをハンガーにして持ち込んだという推理を実証するために、アイロンのスチームで一瞬にしてワイヤーをハンガーに変えるという“衝撃映像”が流れると、大手掲示板では「【速報】ドラマ版金田一少年の事件簿で神トリック ハンガーを200mのワイヤーにする」という専用スレッドまで立ち、「糞トリック」「マジックショーかよ 」「このトリックでアジア各国同時放送とはりきるのはやめてほしい」という書き込みが相次いだ。ただ、大まかなストーリーやトリックは原作とほどんど差がなく、「原作に忠実」「むしろ原作が糞」という声も少なくない。
また、香港?台湾?シンガポールなどアジアを中心とした国々で同日放送されることを見越してか、台湾や中国でも人気があるビビアン?スーやK-POPグループ「BIGBANG」のV.I、台湾を中心に活動しているウーズンらがキャスティングされたが、ウーズンは日本語吹き替えが当てられていて、「アテレコうざい」「音と口の動きがあっていないのが、どうしても気になる」と違和感を覚えた視聴者も多かったようだ。開局記念番組として豪華キャスティングにした結果、余計なほころびが出たように感じられた。
ファンの間では連続ドラマ化の待望論があるが、関係者は14.8%という視聴率をどう見るのか。続報を期待したい。
- 4399 - = =2013/1/16 15:07:00