2018年5月14日、中国のリアリティー番組が日韓の人気タレントの宣材写真を遺影に使ったことで、ファンやネットユーザーからの猛バッシングに遭い、謝罪の声明文を発表した。新浪が伝えた。

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問題になったのは、大手テレビ局?湖南衛視の傘下で、動画配信サービス?芒果TV(マンゴーTV)が製作するリアリティー番組「密室逃月兑?暗夜古宅」での一場面だった。先月27日の第3回配信で、セットの中に遺影が登場したのだが、いずれも日韓の人気タレントの宣材写真を使っていたことが明らかになったものだ。

番組で遺影に使われたのは、人気グループ?嵐の大野智のほか、俳優の生田斗真、女優の吉瀬美智子やモデルの水原希子ら。韓国の女優ソン?イェジン、少女時代のソヒョンの写真も含まれている。いずれも配信後に、ファンやネットユーザーからの指摘が集中したことで明らかになったもの。写真を盗用しているだけでなく、それを遺影に加工していることから、「失礼極まりない」「尊厳を無視している」と抗議の声が集中した。

芒果TVではこのほど、中国版ツイッターを通じて謝罪の声明文を公開。写真については、「ソフトウェアで随意採取し、それを合成加工たもので、決して特定のタレントに対する悪意はなかった」と説明した上で、番組を視聴した人々や意見を寄せたユーザー、さらに今回写真を利用したタレントに対し、「深くおわびしたい」としている。

なお、問題になった第3回の配信分についてはすでに削除されており、芒果TVでは適切な処理を行ったのち配信を再開するとしている。(翻訳?編集/Mathilda)