- 1801 - = =2018/5/3 23:03:44
2018年05月03日 08:40
今ネットの医療業界クラスターではTBSドラマブッラクペアンが話題です。ついにあまりの設定の酷さに学会が抗議をあげる予定のようです。(一般社団法人日本臨床薬理学会FBより)
>現在、貴局で放送中のブラックペアンにおいて登場する治験コーディネーターとは、まったく非なるもの
>第1話、第2話で描写された治験コーディネーターの姿は、現在、患者さんのために、医療の発展のために真摯に努力しているCRCの心を折り、侮辱するものであったと感じます
>日々、患者さんに相対しているCRC達が、医師達に高額の接待を行い、人によっては高額の負担軽減費を支払っていると誤解されることはCRCを認定している学会として残念
まあ今回のドラマ含めてどうも日本の医療ドラマは米国のものに比べて設定が雑なんですよね。私失敗しないのも含めて、どうも一般医療組織や製薬業界を悪者にしないと番組作れないのかな。本当最初ER見たときの感動が忘れられない!
基本今回のCRC問題、医療監修は何やっているんだと調べてみるとこのような記事を確認しました。
>(スタッフ注) ドラマでは演出上、治験をめぐり、多額のお金が動いていますが、実際には定められた基準の中で、患者や病院側に支払われます。
まあフィクションとちゃんと断り人れてます。でもインパクトファクター理事長選含めて本当ひどいな。
でも監修医は卒後12年の臨床畑を回ってきた心臓血管外科医。どれだけCRC、いや臨床試験に詳しいか正直疑問です。まして原作にないこんな間違った陰謀ネタをわざわざ番組に人れるのならTBSはそれなりにしっかり調べて、ちゃんとフィクションでもそこそこ現実性高めなきゃ。
この時間帯のTBSドラマはいいものがあっただけに残念です。もっとちゃんとした医療監修を行なって面白いテレビドラマ作れないのかな。こんな感じの認識だからいつまでたっても日本の臨床試験は発展しないんだよな。
- 1826 - = =2018/5/4 1:17:26
- 1830 - = =2018/5/4 5:55:26
日本臨床薬理学会が、放送中のTBS系ドラマ「ブラックペアン」内の描写が事実と大きく異なるとして、抗議文を発表した。
「ブラックペアン」は、海堂尊による小説を原作とした、二宮和也主演の医療ドラマ。日本臨床薬理学会のフェイスブックアカウントは2日、TBSに送付予定の抗議文の内容を公表した。
同ドラマ内には、加藤綾子演じる治験コーディネーター(CRC)が登場するが、実際の職務内容とは大きく異なるなどと指摘している。
まず日本臨床薬理学会は、製薬会社と契約するCRCは存在しないと説明。また、「ドラマの演出上、登場人物の行動は、治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれていますと断られてはいますが、第1話、第2話で描写された治験コーディネーターの姿は、現在、患者さんのために、医療の発展のために真摯(しんし)に努力しているCRCの心を折り、侮辱するものであったと感じます」と厳しく批判した。
さらにCRCが担当医師を高級レストランで接待する描写や、患者の負担軽減費に関する説明も事実と異なると断言。「これらのことは、ドラマの演出上という言葉で片付けられないと私たちは考えます。日々、患者さんに相対しているCRC達が、医師達に高額の接待を行い、人によっては高額の負担軽減費を支払っていると誤解されることはCRCを認定している学会として残念でなりません」とコメントした。
- 1869 - = =2018/5/4 10:27:51
『ブラックペアン』二宮和也が手術手技を熟知していると感じさせる細かい演出はこれ!
2018年05月04日 08時00分
ドラマ『ブラックペアン』で渡海征司郎役のニノ(二宮和也)は左利き?という噂を耳にしました。第1回のオペシーンでは右手で玄人さながらの縫合さばきを見せていました。まさかの差し替え?という噂も????
実際の左利きの医師でも、オペ縫合の訓練は右で行い、オペの縫合などで右手を使いこなしている者もいます。それだけ医療手技は特殊ということでしょうか。今回のドラマ監修の関係者の先輩曰くニノも含め、役者さんたちは糸結びの練習はかなりしていたとのこと。
糸結びとは、研修医の世良が医局で、筒の中の深い場所で絹糸を巧みに結ぶ練習をしていた、あれです。外科系の研修医はとにかく糸結びの練習を暇あるごとにします。
椅子のパイプなど細いところなどを見つけると、空き時間にとにかく外科結びの練習をしていますので、医局や病棟のあちこちに、ぴろぴり~っと絹糸の結んだあとが散財している光景はあるあるです。
そのように研修医はいざオペ中に「結紮してみろ」といわれることに備えるのです。ゆるくてももちろんダメだし、きつすぎれば組織の壊死を引き起こしますので、加減もとても大切。そしてひとたび外科結びを習得すると、日常生活の「結ぶ」行為は全て外科結びになってしまうのが外科あるあるです。
劇中での針糸を使った縫合シーンも本物と信じたいが......。謎は残ります。
オペの恐怖心と指導医への悔しさは研修医の成長の糧
毎回気持ちいいニノの一言。「じゃあ自分でやれよ!」この言葉、わが家で流行っています。「手術はばくち」「腕のいい医者は何をやっても許される、腕の無い医者は死んだらいい」
第2回もあらゆる名言? が出てきましたね。
渡海のもとで働く世良(竹内涼真)の成長もこのドラマのお楽しみです。純粋な医療と関係のない争いを続ける医師たちの間を走り回っている研修医、世良。現在の大学病院はこんなにブラックではありません。
ミシェランの☆の多いレストランでの食事、飛び交う1千万、ほんとに患者のことを考えて勧めているのか若干不安の残るインパクトファクターのためのオペ......。以前は多かったかもしれない接待の食事は今はほぼ不可能ですし、医局へのコメディカルの出人りもかなり厳しくなっているのが現実です。
研修医、世良の行動を見ていると、研修医時代が懐かしくなってしまいます。とりあえずは救急のコールを受けた世良はオーベン(指導医)の渡海先生を探しまくっていましたね。
そう、研修医君には心臓のオペは無理ですね!(笑)自分しか医者がいないと思い、手洗いをしながら頭の中で処置のイメトレをしまくるシーンはほっこりしました。どうしようどうしようと思いながらもオペ室に人ったら渡海がいた時には、少しがっかりした事でしょう。
でもこうやって渡海の前立ちに毎回は人れたら、外科医としてはかなりの勉強になりそうです!そして急に訪れた初オペのチャンス。「足の血管は太いからとりあえず縫っちゃいなよ!」と心の中で応援しつつ、渡海の口の悪さの中に優しさも見抜いちゃいました。
医師は常に死と隣り合わせ。状況によっては患者さんの人生を良くも悪くも変える......。甘い考えでは務まらないし、怖くて当たり前です。その怖さを払拭するためには、勉強し経験し、医師としての日々一生懸命、全うしていくしかないのです。怖いという気持ちやオーベンに対するくやしさも、成長の糧です。
アラフィフになってしまった私としては、渡海は口は悪いけど、確実に研修医は成長できる指導医だとも感じてしまいます。こんなオーベンについたら、すごい医者になりそうだなあ~。今は少ない体育会系?オーベンに叱られてやめてしまうような研修医はどこに行っても通用しません。どこの世界でも一緒ですね!
日本では国民皆保険制度のため治験が進まない
インパクトファクターというものを気に掛ける教授たちの会話がありましたね。これは論文が載る雑誌の質が高いほどインパクトファクターが高く、名声が上がるということです。佐伯教授はインパクトファクターが医者の価値?未来?人生すべてを変える、と語っていましたね。
教授になるためには論文実績やインパクトファクターの点数が評価されます。一般臨床医には全く関係のない話ですが、大学病院で上を目指すにはこのインパクトファクターが必要ということです。
そして面白いことに、ひとたび海外留学をして海外の有名医学雑誌に論文が載ったりすると、その医師は一気にインパクトファクターが上がったりするのです。だから、大学にいる教授が必ずしも臨床が上手とは限らない、という事態が起こり得るのです。ミシュランの☆の数、と例えていたのはわかりやすかったです。
ちょっと余談ですが、よく医師の会話の中では、「エビデンス(科学的根拠)がある」という言葉が使われます。世の中的にもエビデンスベースの治療(EBM)が推奨されています。
医者同志でもEBMの有無を議論することがよくありますが、整形外科医同士の会話では、「この治療はエビデンス出たんだよ」「へ~、そうなんだ!」で済むことが、内科医が人ると「そのエビデンスのインパクトファクターは?」などとインパクトファクターまで絡ませてくるあたり、ちょっと面倒くさい会話になってしまったりするのです(笑)。
そしてスナイプは治験でしたね。医療で使う機械や薬は必ず治験をします。湿布であろうと水虫の薬であろうと、治験で安全性と効果が認められないと国の承認が下りず、実際の臨床には出回りません。
私が大学に勤めているときに、グルコサミンの治験をしていました。結局、臨床薬としては優位な効果でなかったため承認されず、サプリ扱いになっています。
治験を行う病院は「医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令」に定められた条件を満たす病院のみです。日々、あちこちの認定病院で治験は行われていて、治験を行う病院には謝礼が支払われるのも事実です。治験専門病院もあります。
治験薬に合わせて、薬の使い方、患者さんの受診日や採血日などのプロトコール(臨床研究実施計画書)が決められています。そして治験には治験コーディネーターがいて、治験のあらゆる手筈を整えたり、文献を用意してくれたりしてくれるのです。
しかしながら日本では、国民皆保険が整備され治療費が安いため、治験がなかなか進みにくいのです。一方、アメリカでは人る医療保険によって大きな格差があります。保険未加人、あるいは費用の低い保険への加人者では、たとえ盲腸の手術でさえ非常に高額な治療費が請求されます。
ところが治験で治療を行えば無料、あるいは謝礼が出るので、治験を受けたがる人が多いため、新薬や機械の治験が進みやすいのです。
スナイプ手技の失敗=人工弁がいい場所に人らず左心室に落ちてしまいました。回収デバイスはなぜオペ室に初めから準備されていなかったのかなあ~?なんて思いながらモニターを見ていました。
実際に人工弁が左室に落ちたら、人工弁は洗濯機の中のように動き回ることでしょう。現実的には回収デバイスなんて不可能ではないかな? え~、鉗子で掴んじゃうの? なんて話しながら見ていたら、左室に_Xueをあけてしまいました(笑)。医療ドラマには大出血とパニックは必須なのでしょう。
ちなみに、大動脈弁の人工弁留置はカテーテル手技で行い、心尖部からの刺人はリスクが高いから行わないようです。
まっ、でも僧帽弁のオンビートオペはあんなに急務だったのに、心尖部の縫合は余裕だったのはなぜでしょう?そして世良の縫合はゆるゆるでした~(笑)!でも、医師は自分がやらなければこの人の命が危ない!という状況の時ほど成長するのも事実。世良も最後はいい顔をしていました!
そして、ニノが皆からオペを理由にお金を巻き上げるのには、何か理由があるような気がしてきました。病院に対する恨みなのか?私としたことが先読みが難しい???。
第3回は私の大好きな先輩がちょこっと出演するとの噂。楽しみすぎます。
- 1883 - = =2018/5/4 15:20:17
5/4(金) 15:55配信
日本臨床薬理学会は4日までに、TBS系の医療ドラマ「ブラックペアン」(日曜、午後9.00)で描かれている臨床研究コーディネーター(CRC)の姿が、あまりにも現実と乖離していると指摘し、公式フェイスブックにTBSに送付予定とする文面を掲出した。
文面ではCRCの本来の役割、使命を解説し、一般的に治験コーディネーターと呼ばれる職種とほぼ同義としたうえで「現在、貴局で放送中のブラックペアンにおいて登場する治験コーディネーターとは、まったく非なるものであります」としている。
同学会は「貴局ホームページの説明では、医療機関や製薬会社などの医療関係の企業と契約して働く方から、フリーで様々な場所で働く方まで、幅広い活躍をしていますとありますが、製薬企業と契約するCRCは存在しません。これはCRAと呼ばれる全く別の職種のことを指していると思われます」と指摘。
さらに「ドラマの演出上、登場人物の行動は、治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれていますと断られてはいますが、第1話、第2話で描写された治験コーディネーターの姿は、現在、患者さんのために、医療の発展のために真摯に努力しているCRCの心を折り、侮辱するものであったと感じます」と批判している。
ドラマでの描写に対して「CRCは医療機関のスタッフとして患者様をサポートしており、スーツを着てかっこよくこなせる業務ではありません」「担当医師を高級レストランで接待するCRCも100%おりません」と指摘。
また「治験にかかわるものたちが驚愕したのが、患者さんへの負担軽減費300万円というものです」と提起し、負担軽減費は「ほとんどのところで、一回の来院あたり、7000円~8000円としています」「高額の軽減費で治験への参加を誘導することは厳に戒められております」と説明。「300万円という額はなんらかの別の費用を誤解されたものと思われます」としている。
同学会は「これらのことは、ドラマの演出上という言葉で片付けられないと私たちは考えます」「日々、患者さんに相対しているCRC達が、医師達に高額の接待を行い、人によっては高額の負担軽減費を支払っていると誤解されることはCRCを認定している学会として残念でなりません」との考えを明記し「この番組により患者さんがCRCという職種に不信感を持ち、治験を通じた新薬?医療機器開発へご協力を頂けなくなるとしたら、それは医療イノベーションを目指す日本にとって大きな損失につながります」とした。
「ドラマだから、フィクションだから、という論法もわからなくはありませんが、今回の描写は全く異業種のものであります」と指摘し「貴局におかれましては、CRCの使命、現状等を正しくご認識頂き、あまりにも現実と乖離した描写を避けて頂くよう希望する次第であります」と求めている。
ドラマのHPでは「治験コーディネーター」を説明する記載があり、加藤綾子が演じる「フリーの治験コーディネーター」に関して「ドラマの演出上、登場人物の行動は、治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれております」と記している。
- 1886 - = =2018/5/4 21:59:20
5/4(金) 20:30配信
4月22日放送の第1話の視聴率が13.7%、29日の第2話は12.4%を記録した、嵐の二宮和也主演ドラマ『ブラックペアン』。数々の大ヒットドラマを生み出してきた、TBSが誇る日曜夜9時枠の日曜劇場なのだが……、
「ドラマスタート直前に報じられた、元フリーアナウンサー 伊藤綾子さんとの“継続愛”で“ミソ”がついてしまったのか、少々物足りない数字にも思えます。
まあ、今回はGW期間中ということもあって、リアルタイムで視聴をせずに録画するj人も多かったのではないでしょうか」(テレビ誌編集者)
そんな録画番組を見る際に、本編合間のCMを飛ばして再生することは少なくはないだろう。しかし『ブラックペアン』の全放送を見た視聴者は目を疑ったのではないだろうか。驚くべきCMが挟まれていたからだ。
まず第1話では、早々に緑茶『伊右衛門』のCMが。そう、出演するのは草なぎ剛だ。そして第2話には、同じくノンアルコール飲料『オールフリー』CMが流れて、香取慎吾と稲垣吾郎が映された。
そう、昨年9月にジャニーズ事務所を退社したハズの元SMAPの3人が、2週続けて二宮の主演ドラマに“登場”したのだった。
「『新しい地図』を立ち上げた彼らを先導しているのは、ジャニーズのメリー喜多川副社長から追い出される形になったI元マネージャー。
2人は“犬猿の仲”です。もちろん、企業にCM枠を売るのはテレビ局や広告代理店なのですが、これまでであれば“忖度”が働いて、今回のように香取さんらが露出するような形はありえなかったと思います。それでも至ったということは、ジャニーズサイドも“NO”とは言えない事情があったのかもしれません」(テレビ局関係者)
そんな“特例”がまかり通った事情として、3人を起用しているのが大手企業『サントリー』だから、との見方がある。
「いわゆるナショナルクライアント案件ですが、先のSMAP騒動で少なからずイメージを下げてしまったことにより、ジャニーズタレントを積極的に起用したいクライアントが減っているとも言われています。
メディアはスポンサーありきの世界ですからね。元SMAPが出演しているCMとはいえ、無下にはできません。その“見返り”ではないでしょうが、V6の森田剛さんが4月から起用されているサントリーの新商品『ザ?カクテルバー プロフェッショナル』のCMも、しっかりとドラマに挟まれていました。
近藤真彦さんも長らくサントリーにお世話になっていますし、同社のジャニーズ起用CMは増えていくのかもしれません」(同 テレビ局関係者)
なるほど、いずれは嵐メンバーらのスポンサーにもなりえるかもしれない。そのためには“停戦”もやむなしか。
一方で、メリー副社長の娘で嵐を担当するJ副社長と、I元マネージャーとの仲についてもささやかれる。
「J副社長は、Iさんの在籍時代から互いの仕事に干渉することなく、メリット次第では協力もしていたと言います。“次期社長はどっちか”などとは周囲が騒ぎ立てていただけで、本人たちはとくに仲良くも悪くもなかったそうです。
そして実質、J副社長がジャニーズの中心になりつつある今、とくに世論には注意を払っているようですし、“『新しい地図』を排除することは得策ではない”と考えているのかもしれません。むしろ退社した元ジャニーズとも関係良好であることをアピールしたいがために『ブラックペアン』に3人を“登場”させたのかもしれませんよ」(芸能プロ幹部)
そこには“ブラック”な思惑がありそうだーー。