302 = =2017/8/9 13:28:00
【武井咲.福士蒼汰.竹内涼真.吉岡里帆/モデルプレス=8月5日】1993年12月25日生まれの武井咲、1993年5月30日生まれの福士蒼汰、1993年4月26日生まれの竹内涼真、1993年1月15日生まれの吉岡里帆…。2017年夏クールのドラマでは、1993年生まれの若手俳優が多く活躍している。
◆武井咲
松本清張の長編小説をドラマ化したテレビ朝日系「黒革の手帖」(毎週木曜21時)に主演する武井は、初の“悪女”役に挑戦。
これまでにも、1982年1月期には山本陽子主演、2004年10月期には米倉涼子主演で、それぞれ連続ドラマ化されてきた同作は、派遣社員として働いていた銀行から1億8000万円を横領した悪女 原口元子(武井)が、若くしてクラブのママとなり、愛と欲望が渦巻く街 銀座を生き抜いていく様を描いた物語。数々の作品に出演してきた武井にとって、新たなハマり役と大きな反響を集めている。
また、ドラマでは、圧倒的な美貌が際立つ着物姿やドレス姿、普段のナチュラルなイメージとは異なるメイクなども披露しており、そちらも話題に。新境地開拓で、“女優 武井咲”のネクストステージを感じさせる。
◆福士蒼汰
日本テレビ系ドラマ「愛してたって、秘密はある。」(毎週日曜22時30分)に主演する福士。
秋元康氏が、AKBグループ関連作を除くと「着信アリ」(2005年)以来、約12年ぶりにテレビドラマの企画原案をつとめる同作は、“人を殺した”という「秘密」を抱えた主人公が、恋人との結婚を目前に何者かに追い詰められていく“自問自答ラブミステリー”。
ミステリー初挑戦の福士は、司法修習生の主人公 奥森黎(おくもりれい)役で、徐々に追い詰められていくシリアスな演技が好評。一方で、婚約者 爽(川口春奈)とのシーンでは胸キュンを誘い、ファンを裏切らないイケメンぶりも発揮。ドラマとしても、先の読めない展開に「登場人物が全員怪しい」といった声が集まるなど、ハマる人が続出中だ。
◆竹内涼真
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月~金、あさ8時)の島谷純一郎役でも話題を集めた竹内は、「過保護のカホコ」(日本テレビ系、毎週水曜22時)にも出演中。
「家政婦のミタ」や「○○妻」など数々のヒットドラマを手掛けてきた遊川和彦氏が脚本を務める同作は、21歳にして生活の全てにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生 カホコ(高畑充希)が、自分とは正反対の環境で育った青年?麦野初(竹内)と出会って成長していくホームドラマ。
竹内は、これまで演じてきた爽やかな役柄とは異なるワイルドなイメージが新鮮。麦野の毎話飛び出す心に響く台詞や、女性胸キュンの台詞も注目を集めている。
◆吉岡里帆
TBS系日曜劇場「ごめん、愛してる」(毎週日曜21時)で、自身初の連ドラヒロインを演じる吉岡。
同作は、2004年に韓国KBSテレビで制作され「冬のソナタ」をしのぐ最高視聴率を記録、その年の韓国ドラマ界の各賞を総なめにした究極のラブストーリー。吉岡は、幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた主人公?岡崎律(長瀬智也)の運命を変える女性、三田凛華を演じている。
1月期に同居火曜ドラマ「カルテット」で演じた魔性の女?来杉有朱役で強烈なインパクトを与えた彼女。純粋で愛情深い凛華は、有朱とは“真逆”の役柄で、切なく真っ直ぐな演技は新たなファンを増やしている。
◆まだまだいる1993年生まれ
このほか、フジテレビ系月9ドラマ「コード ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(毎週月曜21時)に新人フェロー役で加わり、注目を集める成田凌も1993年11月22日生まれ、新木優子も1993年12月15日生まれ。
さらに、関西テレビ フジテレビ系「僕たちがやりました」(毎週火曜21時)に出演する間宮祥太朗も1993年6月11日生まれ、読売テレビ 日本テレビ系「脳にスマホが埋められた!」(毎週木曜23時59分)に出演する新川優愛も1993年12月28日生まれ…とまだまだいる“1993年生まれ”。
今年、年男 年女である彼ら。武井は初の悪女に、福士は初のミステリーに、竹内はイメージ一新ワイルドな役柄に、吉岡は初の連ドラヒロインに…と、役の幅?活躍の幅を広げるタイミングでもあるようだ。(modelpress編集部)
326 = =2017/8/12 18:27:00
8/12(土) 16:56配信
華やかなファッション業界を舞台にした2つのドラマが明暗を分けている。
タレント、渡辺直美(29)主演の「カンナさーん!」(TBS)は視聴率が予想外の2ケタキープと好調。一方、女優の真木よう子(34)主演「セシルのもくろみ」(フジテレビ系)は低視聴率にあえいでいる。
「渡辺さんはファッションデザイナー役。夫に浮気され、シングルマザーとして子育てや仕事に奮闘する物語です。ストーリーは単純なのですが、渡辺さんの全身からパワーがみなぎっているところがなんとも明るくていい。体重103キロとも言われる渡辺さんですが、ドラマ上で見せるオシャレでカラフルなファッションも魅力です。
一方、人気ファッション誌の読者モデルにスカウトされて生活が一変する主婦役を演じているのが真木さんですが、役作りのためか、痩せすぎてガリガリで痛々しい。おまけに読者モデル役なのに役上の私服がダサすぎてリアリティもありません」(ドラマウオッチャー)
時代はスリムよりぽっちゃり!????
336 = =2017/8/13 14:32:00
之前元子照顾了波子短短一集的时间,波子借医院院长之力,想在元子酒店的地盘上也开酒店自己做老板,元子反击成功
安岛借政商界大佬长谷川之力,与照顾了他长长几十年时间的先生的未亡人对着参选没问题
但在未亡人竞选45s的地盘上开设自己的竞选45s,这不是比波子对元子做的事更不仁不义n倍吗
这集元子送花巧遇双方人马大打出手总明白了吧,但元子有觉得安岛的做法不仁不义吗
元子没为了赢为了成功做什么都可以之另一例,元子很注意地没在自己出身的酒店地盘上开酒店
但却允许安岛做比波子对自己做过的更不好的事,所以仁义道德上的双标使元子的人设禁不起推敲
安岛的政略结婚会让女方家族在政商界受惠,是平等的各取所需,女方本人也说了两人生活自由互不干涉
但安岛的人设非做到控制女方的感情不可,安岛的人设非做到在未亡人的地盘上开设自己的竞选45s不可,有这么绝的人设的必要吗
为了赢为了成功做什么都可以的是野兽之道,代表自己认为黑革的元子是有她自己的底线的
350 = =2017/8/17 9:51:00
局 | 時 | タイトル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 平均 | 推移 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CX | 月21 | コード?ブルー 3rd | 16.3 | 15.6 | 14.0 | 13.8 | 13.8 | - | - | - | - | - | 14.85% | 0-3-1 |
CX | 火21 | 僕たちがやりました | 7.9 | 6.5 | 6.6 | 5.8 | 5.4 | - | - | - | - | - | 6.52% | 1-3-0 |
TBS | 火22 | カンナさーん! | 12.0 | 12.6 | 10.1 | 9.3 | 10.2 | - | - | - | - | - | 10.90% | 2-2-0 |
NTV | 水22 | 過保護のカホコ | 11.6 | 10.8 | 12.0 | 11.1 | 12.1 | 10.9 | - | - | - | - | 11.42% | 2-3-0 |
EX | 木20 | 遺留捜査 | 13.1 | 8.8 | 10.9 | 10.8 | 10.1 | - | - | - | - | - | 11.13% | 1-3-0 |
EX | 木21 | 黒革の手帖 | 11.7 | 12.3 | 10.9 | 10.7 | - | - | - | - | - | - | 11.47% | 1-2-0 |
CX | 木22 | セシルのもくろみ | 5.1 | 4.5 | 4.8 | 4.4 | 3.8 | - | - | - | - | - | 4.55% | 1-3-0 |
NTV | 木23 | 脳にスマホが埋められた! | 3.7 | 3.8 | 4.2 | 3.0 | 3.7 | 2.9 | - | - | - | - | 3.55% | 3-2-0 |
TBS | 金22 | ハロー張りネズミ | 10.3 | 7.6 | 6.6 | 4.8 | 6.7 | - | - | - | - | - | 7.36% | 1-3-0 |
EX | 金23 | あいの結婚相談所 | 5.1 | 3.6 | - | - | - | - | - | - | - | - | 4.35% | 0-1-0 |
NTV | 土22 | ウチの夫は仕事ができない | 11.2 | 9.1 | 8.5 | 9.4 | 8.0 | 8.7 | - | - | - | - | 9.21% | 2-3-0 |
TBS | 日21 | ごめん、愛してる | 9.8 | 10.0 | 9.5 | 9.2 | 9.4 | - | - | - | - | - | 9.61% | 2-2-0 |
CX | 日21 | 警視庁いきもの係 | 8.9 | 7.2 | 6.0 | 5.7 | 6.6 | 5.3 | - | - | - | - | 6.72% | 1-4-0 |
NTV | 日22 | 愛してたって、秘密はある。 | 8.2 | 8.7 | 9.2 | 8.0 | 8.5 | - | - | - | - | - | 8.49% | 3-1-0 |
356 = =2017/8/20 21:24:00
8/20(日) 20:37配信 女性自身
女優の真木よう子(34)が8月20日、同日に配信された「東スポWEB」の記事に猛反論し波紋を呼んでいる。記事では『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の視聴率低迷を受けて主演の真木がSNS上で“問題発言”をしてしまい、そのことで“女優廃業危機”に陥っていると報じられた。
真木といえば最近、ツイッター上での独特な“番宣”が話題になっている。放送前に「(ドラマを)見てください!」と土下座する動画をアップしたり、視聴率が全話2桁を取れたら自らヌードになることを匂わせるなど、率先してPRに励んできた。
しかし10日に放送された第5話では、ついに“打ち切りボーダーライン”ともいわれる視聴率4%台を割り、3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という結果に――。
東スポの記事によると第5話の視聴率が判明したばかりの14日、真木がツイッターに「視聴率3.8%。こんなに視聴率が低いから是非、ドラマをみてください」と投稿。だがビデオリサーチ社が契約会社だけに配布した視聴率を真木が無断で個人のツイッターに載せたことで、ドラマのスポンサーが降板を申し込んだと指摘している。また該当のツイートはすぐに削除されたと報じられた。
真木は記事が配信された直後、ツイッターのフォロワーに向けて「ここで、皆様に質問です。私は『視聴率がこんなに低いからドラマを観てください』と懇願したツイートは、ありますか??」と問いかけた。さらに、「私は自分が犠牲になっても一向に構いませんがね、記事にするなら、ライターさん、お名前をきちんと表示してください」と続け、記事に猛反論した。
この反論ツイートに、“真木擁護”のコメントが殺到している。
《ずっと真木さんのツイートを見てきましたが、そんなツイートは存在してないですよね。(中略)私たちにできること抗議の電話、メール。あー腹立つな》
《私の知っている真木さんはそんな女々しい方じゃないですよ!》
“火のないところに煙は立たず”というが、果たして真相は――。???
375 = =2017/8/26 8:42:00
8/26(土) 9:26配信
今週初め、一部マスコミが真木よう子(34)について「女優生命の危機」と報じた一件。その舞台裏が明らかになってきた。
記事の内容はというと、真木が主演ドラマ「セシルのもくろみ」(フジテレビ系、木曜22時)について〈視聴率3.8%。こんなに視聴率が低いから是非、ドラマを見てください〉などと具体的な数字と視聴を誘導するような内容を自身のツイッターに投稿。1時間足らずで削除されたものの、この行為が視聴率調査を行うビデオリサーチ社(以下=ビ社)に対する営業妨害、権利侵害にあたる可能性があり、フジの幹部らがビ社を訪れ、謝罪したというものだった。
ところが、だ。「あの記事は事実誤認です。出向いたのはフジではなく、ビ社側の人間。しかも報じられたつぶやきとは別の内容が問題となり、ビ社が真木サイドに説明しに行った。これがコトの真相です」(事情通)。
その問題視された真木の投稿はすでに削除されているが、こんな内容だったという。
〈あれ?何か「内緒にしといて下さいね」って言われて黒い機器を突然家に置いていかれたけど、これって本当に視聴率に反映しているのか。試したいから明日の10時、フジテレビ付けてみよう。て思う人とそうしてくれよ!てゆう人RT〉
しかもそれに反応し、〈その機器を見たことありまーす!!友達の家にありまーす!!とりあえず言っとけばいい?〉(現在は削除)などと返信するフォロワーも出てきたというのだ。
これはたしかにマズい。思い起こせば2003年、当時、日本テレビのプロデューサーだった人物が視聴率アップを目的とし、ビ社のモニター世帯の割り出しを画策。視聴を承諾した世帯に商品券などを渡して視聴率を買収し、プロデューサー自身も電話で依頼するなどの不正操作が発覚したため大事件となった。事件当時、再発防止として視聴率のあり方を考える諮問機関が設置され、コンマ数%の違いに一喜一憂しないよう業界内外に広く啓発するなどの提言がなされたが、あれから14年。今回の件ひとつとっても視聴率の問題は改善されたとは言い難い。
民放は企業からのCM出稿料が自分たちの飯のタネとなる。大事な出稿料の価格を決める視聴率の信憑性が揺らぐような事態はあってはならないが、そもそも視聴率は標本誤差があるデータ。調査対象世帯数900世帯で視聴率10%だった場合、プラスマイナス2.0%の誤差があるとされているのだ。
上智大教授の碓井広義氏(メディア文化論)はこう言う。
「視聴率の中でもリアルタイム視聴は番組そのものの存続を左右しかねない数字として重視されていますが、そもそもザックリと算出されたものであることが広く周知される必要があるように思います。その動向に出演者が振り回され、主演女優がひとり矢面に立つような状況は非常事態ともいえる。業界全体が本気で旧態依然としたシステムを見直す時期が来ているのではないでしょうか」
数字がすべてじゃないことは分かっているだけに、根が深い問題である。
376 = =2017/8/26 18:18:00
8/26(土) 14:07配信 産経新聞
7月から始まった夏の連続ドラマは、いよいよ佳境に。“夏ドラマ”は視聴率が伸び悩みがちで「夏枯れ」などと揶揄されることもしばしばだが、さて今年は? 放送担当記者が座談会で、これまでのところを総括する。
■シリーズ作品の強さ際立つ
Nデスク(40代女性)「民放各局の7月スタートのドラマ。滑り出しの視聴率で比べると…」
M記者(20代女性)「『コード ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)が16.3%と群を抜いていました。次点は『刑事7人』(テレビ朝日系)で、こちらは11.8%」
Nデスク「『コード ブルー』のスタートダッシュの理由は?」
M記者「救急救命医療の現場を描く『コード ブルー』は、人気作品の高いシリーズ第3弾。それも7年ぶり。というわけで、ファン待望というか、満を持しての続編でした。山下智久、新垣結衣ら豪華な出演陣の魅力も大きい」
T記者(30代男性)「フジテレビの宮内正喜社長は7月の定例会見で、『コード ブルー』のスタートダッシュについて『シリーズを重ねるごとに出演者の熟成度が上がっていて、それが視聴者に受け人れられているのではないか』との分析を披露していましたね」
S記者(50代男性)「新垣結衣が『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、2016年10月期)で注目度が増しているのも誘引力になったのかも」
M記者「今回から脚本家が変わって医療ドラマ一辺倒ではなく、展開に恋愛要素というか人間模様も盛り込まれています。そこは、好みを分けるかもしれません」
Nデスク「『刑事7人』もシリーズものよね」
T記者「『コード?ブルーと』同じくシリーズ3作目になります。個性的なスペシャリスト7人が難解な事件に挑む刑事ドラマ。8月16日の6話ではシリーズ最高視聴率の13?0%をマークしています」
S記者「東山紀之演じる主人公って当初はひょうひょうとした人物だったよね。それが次第に、渋く熱い性格に変わっている。フジの宮内社長が言うように、出演者や登場人物が年月と共に成長し、成熟し、魅力を増していくのがシリーズものの魅力であり、強みかもしれないね」
Nデスク「『黒革の手帖』(テレビ朝日系)はシリーズものではないけれど、平均視聴率10%以上を維持しているのね」
M記者「松本清張(1909~92年)の小説が原作の、悪女が夜の世界でのし上がる物語は、1982年を皮切りに今回を含めて計6回もドラマになっています。おなじみという意味では、シリーズものに近いかもしれません」
Nデスク「82年版の主演女優は確か…」
S記者(50代男性)「山本陽子。最近では2004年、05年と続けてドラマ化された際の米倉涼子が印象深いね」
M記者「今回の主演は武井咲(えみ)。武井に“銀座の女王”が似合うかと賛否両論でしたが、回を重ねて“熟れて”きたというか、個人的には合っていると思います」
S記者「武井は、代表作といえる作品がまだなかった。女優として大きく成長する作品になっているのでは」
Nデスク「初回視聴率でいえば、上位には“おなじみの題名”が並んだ、ということになるのね。固定ファンがいて、新規作品より安定的に視聴率を稼ぎやすい、ということなのかしら。なんだか、続編ばやりのハリウッド映画の状況に似てきているわね」
■重い恋愛は敬遠傾向?
Nデスク「じゃあ、シリーズもの以外では?」
M記者「『過保護のカホコ』(日本テレビ系)がいいですね。両親に溺愛されて育った主人公、カホコの成長物語。主演の高畑充希の演技には愛嬌(あいきょう)がある。彼氏役の竹内涼真(たけうち りょうま)との掛け合いも初々しくてかわいらしい」
T記者「ツイッターでは、竹内が毎週ハッシュタグを提示して投稿を呼びかけている。視聴者が、ふたりのやりとりに胸をキュンキュンさせているようすがよくわかる」
S記者「竹内は『ひよっこ』(NHK)でもヒロインの“王子さま”。旬の俳優だ。『カホコ』は星野源による主題歌『Family Song』の使い方もうまいね。毎週、終盤のもっとも盛り上がった場面に歌をかぶせてくる。感情の高まりに合わせてイントロがジャーンと鳴る」
M記者「高畑と竹内、メーン2人が役にはまったのと、深刻になり過ぎない軽妙さが支持され、視聴率は全話10%以上を維持しています」
S記者「ただし、脚本は遊川和彦。“油断”ならないよ。NHKの朝ドラ枠に『純と愛』という“異色作”を投げ込んだ作家が、このまま、ほのぼの軽妙な世界観で物語を終わらせるか」
M記者「うーん。波瀾(はらん)万丈より、ほのぼのキュンキュンのままがいいなあ…」
T記者「波瀾万丈といえば、報われない愛を抱える男女の三角関係が展開する『ごめん、愛している』(TBS系)。大ヒット韓流ドラマのリメークだけに、波瀾万丈すぎるきらいも。とはいえ、ヒロインを挟んで正反対の男を演じる長瀬智也と坂口健太郎を見たい人も多いのでは」
Nデスク「日曜劇場枠には珍しい純愛ドラマっていっていいのかしら。視聴率は全話9%以上だから、堅調に推移しているといえる」
M記者「『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)は恋愛メーンかと思いきや、ホラーサスペンスじみてきました。福士蒼汰(ふくし?そうた)演じる主人公が抱える秘密、深刻すぎませんか…」
Nデスク「複雑な伏線を張っていて、終盤に向けての展開が楽しみではあるわよね。各話の視聴率は8%前後。ちょっと伸び悩み気味かな。重い恋愛ものは敬遠されているのかもしれない」
■女が強い
Nデスク「『カンナさーん!』(TBS系)は、ポジティブな働くママを描いている」
M記者「夫の不倫で離婚し、ワンオペ育児にいそしむシングルマザーの苦労が、主演の渡辺直美のパワフルな演技で笑い飛ばせる構造になっています。要所要所に盛り込まれた“子育てあるあるネタ”が視聴者の共感を得ているようですよ。それと、渡辺のファッションも見どころ」
S記者「渡辺が“主演女優”と聞いて驚いたけど、考えてみたら彼女は海外公演もするエンターテイナーだ」
T記者「しゅうとめ役の斉藤由貴が、不倫疑惑報道で注目されたりもしました。視聴率は各話で幅があって、最高12.6%、最低9.3%」
S記者「僕なんか、斉藤が孫のいるおばあちゃん役だということに驚きだ。あの『卒業』の斉藤由貴も、もう50歳かあ」
Nデスク「『カンナさーん!』がシングルマザーなら、『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)は新婚の専業主婦」
T記者「錦戸亮が演じる誠実だが仕事のできない夫を、松岡茉優(まつおか まゆ)演じる妻が優しく支える構図は、理想的な夫婦のあり方のひとつかもしれませんね」
S記者「松岡は『あまちゃん』(NHK、2013年)のときと比べて本当に大人になった。このドラマでは、いつも以上にかわいいとネットで評判だ。実際にかわいい」
M記者「かわいいです。夫婦が住むマンションの内装もかわいい」
S記者「松岡は『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)でも、脇ながら欠かせない役を担っている。12月には初主演映画『勝手にふるえてろ』も控える。注目株だね」
M記者「ところで、9月からは“仕事のできる夫”に変貌すると予告していますね。展開が気になります」
T記者「視聴率は初回11.2%から後退気味だけど、挽回があるか。ところで、エンディングのダンスは、『逃げ恥』をほうふつさせますよね」
S記者「4月ドラマから全般に『逃げ恥』要素は散見されていたよね。夏ドラマについて強引にいえば『カホコ』は星野源を主題歌にもってきたし…あ、『コード ブルー』には新垣結衣が出ている」
T記者「それは強引ですね。星野は『プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~』(WOWOW)で、悪人でもないけど誠実でもない青年を演じています。彼なりの『逃げ恥』色からの月兑却というか月兑色というか、そんな気持ちなのでしょうか」
Nデスク「さて、ほかの作品はどう?」
M記者「『遺留捜査』(テレビ朝日系)や『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレビ東京系)のような刑事ドラマは、根強い支持があります」
Nデスク「終盤に向けて、目が離せない。“夏枯れ”どころか、まずまずの豊作といえそうね」=敬称略、視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区
379 = =2017/8/27 22:36:00
8/27(日) 21:00配信
暦の上では立秋を迎え、秋雨前線が発生するなど、徐々に気温も落ち着いてきている。とはいえ、夏ドラマの熱はまだまだ冷めそうにない。撮影現場から聞こえてきた、ウラ話をお届け!
山下智久主演の、ドクターヘリ医療の最前線を描いたドラマ、月9『コード?ブルー』(フジテレビ系)は、リアルタイムとタイムシフトを合わせると視聴率は24%にものぼる。
「ドクターヘリに乗るフライトドクターを目指した候補生を中心に、医療従事者やパイロット、患者などの視点からストーリーが展開される人気ドラマの続編。これまでのシリーズと脚本家が代わっています」(テレビ誌ライター)
前作の放送後にも出演者で何度か食事を重ねていたとあって、タイミングが重要なドクターヘリを使う医療シーンでも毎回息ぴったり。特に新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未の女子たちは仲がよく、
「昼休みには3人で食事をしたり、休憩をしている姿をよく見ます。最近はかき氷を食べていましたね。新垣さんから大量のアイスやソフトドリンクの差し人れがあるので、スタッフはみんなありがたがっています」(制作スタッフ)
猛暑日が続いた7月は、カメラが回らないときには常に水まくらを首や顔に当てていたという。特に熱気がこもるヘリ内部での撮影はつらそうで、カットがかかるとキャストたちは一目散に外に飛び出し、うちわであおいでもらっていました。そんな中でもガッキーは気配りを忘れない。
「暑さの中、スタッフの1人が熱中症ぎみになってへばっていたのですが、しきりに“大丈夫ですか?”と声をかけていました。スタッフの間でも天使扱いです」(フジテレビ関係者)
撮影が行われている病院でも、患者とのふれあいを大事にしているようで、
「病院でのロケの際、休憩中ガッキーに廊下で出くわしました。“応援してます! 握手してください!”とお願いしたら“ありがとうございます!”と、あの笑顔で握手してくれたんです」(人院患者)
暑い中の撮影だからこそ、差し人れにこだわる人も多い。『刑事7人』(テレビ朝日系)で主演を務めている東山紀之もそのひとりだ。
「東山さんはお禸が大好きなので、差し人れは基本お禸系のお弁当です。『ミート矢澤』の弁当がお気に人りなので、今シリーズでも差し人れしてくれるんじゃないかとスタッフは楽しみにしています(笑)」(芸能プロ関係者)
禸をチョイスするのには“身体づくり”に対する思い人れがあるようで、
「著書『カワサキ?キッド』でも書かれていますが、東山さんは2人目の父親から瀑力を受けた際のケガの後遺症で、いまだに足が少し悪いんです。だから撮影前には人念なウォーミングアップをするのが恒例。ジム通いをするなど身体を鍛えているので、知らない人が見ると、とても後遺症があるとは思えないですよ」(前出?芸能プロ関係者)
ハードなアクションも、彼の努力の賜物なのだ。
光石研、村上淳などのシブメン実力派俳優たちが脇を固めるのは、くりぃむしちゅー?有田哲平が主演を務める『わにとかげぎす』(TBS系)。今後注目の若手演技派俳優たちも出演しており、豪華な面々に鼻息が荒くなっている人がひとり。それは、
「賀来賢人さんなんです(笑)。奥さんや生まれたばかりの子どもの話題そっちのけで、光石さんや村上さん、淵上泰史さんなどの演技派俳優に熱い視線を送り続けていました。今回の現場では、一緒に芝居をしたかった俳優さんがたくさんいるようで、ヘアメイクさんに“1度しゃべってみたいんですよね~”と目を輝かせながら相談していたそう。撮影中盤には、念願かなって演技論に花を咲かせられたみたいですよ」(テレビ局関係者)
渡辺直美が主演で、コンスタントに視聴率2ケタ超えを出しているのが『カンナさーん!』(TBS系)。ポジティブで豪快な女性が、浮気したゲス夫や姑、理不尽な上司などとぶつかりながらも、大好きな息子とともに幸せな生活を送るために奮闘する話だ。息子役の川原瑛都は、朝ドラ『とと姉ちゃん』(NHK)でも熱演していた。撮影中、この2人は本当の親子にしか見えなかったそうで、
「寝転がっている渡辺さんの上に重なるように寝そべったり、お馬さん遊びをしてもらったりと微笑ましいです。第3話では海での撮影だったのですが、瑛都くんにとってこれが人生初の海水浴だったんです。渡辺さんは泳ぎ方を教えたり、暑がる瑛都くんの身体を冷却スプレーで冷やしてあげるなど、本当に仲がよさそうでした」(前出?芸能プロ関係者)
日曜劇場『ごめん、愛してる』(TBS系)は、韓国で大ヒットしたドラマのリメイク版。TOKIOの長瀬智也も、体重こそ明言していないが、役作りのためにかなり身体を絞ったという。この現場も、子役が場の空気を作っていると言ってもいいようだ。
「池脇千鶴さんの息子役の大智くんは、クランクインが長瀬さんと出会うシーン。その際、本番で彼にアドリブの演技をされてしまったんです。大智くんの緊張を解くためだと思いますが、長瀬さんは“これが大人だよ”的なことを大智くんに言ってました。その後、大智くんが食卓で頬に米粒をつけるというアドリブを行って、長瀬さんと池脇さんにツッコませるという、大人顔負けのアドリブ返しをして、現場を沸かせたんです」(制作スタッフ)
アドリブで現場を和ませるほっこりエピソードは、想像するだけで楽しそう。
折り返しに人った夏ドラマのクライマックスが迫っているーー。
380 = =2017/8/28 3:22:00
383 = =2017/8/31 8:40:00
8/31(木) 6:45配信
??? 女優の真木よう子(34)がフジテレビの主演ドラマ「セシルのもくろみ」(木曜後10?00)の29日の撮影をキャンセルしていたことが30日、分かった。真木は資金募集サイトを利用して自身の写真集を制作し、コミックマーケット(同人誌即売会)に参加すると表明したところ、その手法にインターネット上で批判が殺到。謝罪コメントを出す事態に追い込まれ、主演ドラマも視聴率が低迷しているだけに、体調が心配されていた。
真木は25日、東京?有明で12月29~31日に開催予定のコミックマーケット93(冬コミ)で自身のフォトマガジンを頒布すると表明。しかし、参加者の抽選も終わっていない段階で、広く一般から資金を調達するクラウドファンディングの専用サイト「CAMPFIRE」を利用して、写真集制作には高額の800万円の支援を求めたため、自費出版が原則のコミケへの理解を含めて批判的なコメントが相次いだ。
これを受け28日、自身のフェイスブックで参加撤回を発表。コミケへの理解が足らなかったことを謝罪した上で「すべては無知な私の責任」とした。
しかし、翌29日に自身のツイッターのアカウント名が「????騙(だま)された????」になり、説明がないままアカウント自体を削除。真木の様子が心配されたが「実はその日のドラマの撮影を突然キャンセルしたため、制作担当者は相当困惑していた。30日は現れたのですが…」(番組関係者)という。
真木を利用し、苦境に陥れた存在として浮上してきたのが、クラウドファンディングを募った専用サイトの運営者ら。IT関係者は「有名芸能人に近づいて商売する彼らのお膳立てに、真木さんが乗っかってしまった」と背景を説明。スポニチ本紙の取材に運営者の一人は「彼女への提案を僕からはしていない。1カ月以内に私から経緯を説明します」と話した。
▼コミックマーケット 通称「コミケ」。漫画愛好家によるサークルなどが自主制作の同人誌などを販売。直近では今月11~13日に行われ延べ50万人を動員。タレントの叶姉妹の参加が話題を呼ぶ。
【真木よう子“トラブル”の経過】
▼6月28日 ツイッター開設。100件以上コメントを返すマメさで話題に
▼7月11日 ベッドで土下座する写真をツイッターで公開し反響
▼同13日 第1話放送。初回平均視聴率は5?1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同じ)
▼同27日 ツイッターに投稿された「胸が垂れた」との指摘に、「子供産んで授乳して34歳の本物のFカップは重力に逆らえず垂れるのが正常です。申し訳御座いませんです」と返答し話題に
▼8月17日 第6話が放送。平均視聴率が同ドラマ最低の3?7%に
▼同25日 クラウドファンディングや制作費を募り、今冬「コミックマーケット93」でフォトマガジンを発売する計画を発表。批判を浴びる
▼同28日 自身のフェイスブックで批判への謝罪文を掲載
▼同29日 ドラマ収録をキャンセル。ツイッターを削除
387 = =2017/9/2 18:36:00
『カホコ』『黒革』『僕やり』……7月ドラマに大氾濫、“バーター俳優”を実名摘発!
2017年09月02日 15時00分 サイゾーウーマン
7月クールのドラマも中盤を過ぎ、明暗がハッキリしてきた。トップを走るのは『コード ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)。7話までの平均は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調をキープしている。対して断トツの最下位(プライム帯)は『セシルのもくろみ』(同)。平均視聴率は7話目までで4.4%と大爆死。首位とワーストが共にフジドラマとなっている。
『セシルのもくろみ』の敗因については、ちまたでさまざまに言われているが、タイトルからしてまず失敗だったと、某放送作家は分析する。
「昔でこそ、文学がかった謎めいたタイトルがはやった時期もありましたが、最近は名前を聞いただけでイメージが湧くような、興味をそそられる作品が好まれる。そんな中、『セシルのもくろみ』という、わかる人だけにわかるタイトルでは受け人れられにくいでしょう。ただ、『黒革の手帖』(テレビ朝日系)はリバイバルされてきた歴史があり、大体の話はなんとなく知っている方も多いため、文学がかったタイトルでも視聴者に好まれているのでは」(放送作家)
いずれにせよ、代理店関係者やテレビマンは視聴率出演者を見て、次のドラマキャスティングの参考にしていくのだ。
さてそんな7月クールドラマでは、同じプロダクションに所属しているよしみで、別のタレントも使ってもらう、いわゆる「バーター起用」が行われている。一体、誰がバーターなのか、「事務所のもくろみ」とともに紹介していこう。
まずはジャニーズ事務所。主演がジャニーズだった場合、誰かしらねじこんでくるのが常套手段だ。山下智久主演の『コード ブルー』では、フライトドクター候補生役としてHey!Say!JUMPの有岡大貴が出演している。
ジャニーズ事務所が、Hey!Say!JUMPにドラマ経験を積ませたいという思いは、他ドラマにも現れている。『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)では関ジャニ∞ 錦戸亮がダメ社員を演じているが、その後輩社員役はHey!Say!JUMPの薮宏太だ。
売れっ子俳優を多数抱えるホリプロも「バーター」をねじ込んでくるといわれている。『過保護のカホコ』(同)主演はホリプロの高畑充希だが、その相手役である竹内涼真も同プロ。また2人とも朝ドラ出身であることが共通点だ。
「日テレは、波瑠(世界一難しい恋)や杏(花咲舞が黙ってない)など、朝ドラ出演者をすぐ使う傾向にあります。今回は、竹内を売り出したいホリプロと、朝ドラ出演者を起用したい日テレの思惑が合致した、ということでしょう」(芸能プロ幹部)
火曜午後9時の『僕たちがやりました』(フジテレビ系)はバーター取り引きが2組いるという。
「主演の窪田正孝とヒロイン?永野芽郁はともにスターダストプロモーション、間宮祥太朗と葉山奨之はトライストーン エンタテイメント所属です」(同)
バーター仕事は、何も先輩から後輩に流れるとは限らない。『黒革の手帖』主演の武井咲はオスカープロモーションだが、同ドラマに出演している真矢ミキも同じオスカー。2年前に別事務所から移籍してきたばかりの“新人”だ。
「今年1月、元モーニング娘 久住小春がオスカーに移籍しましたが、初仕事は4月期の深夜ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)で、これも主演の剛力彩芽がオスカーだったため、うまくバーターで人れてもらえただけといわれてますよ」(同)
ドラマ作品そのものの面白さはもちろん、出演者の裏のつながりを意識しながら見ていくと、思いもよらない発見があるかもしれない。
391 = =2017/9/9 19:22:00
9/9(土) 16:00配信
夏ドラマも佳境。今季は俳優陣に注目が集まったクールと言えるのではないだろうか。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。
今クールのドラマもいよいよクライマックスへ。スタート前は予測できなかった「意外な盛り上がり」や「想定を超えた活躍」がありました。この夏に放送されたドラマにおける「ダークホース」=予想外の活躍をし番狂わせを演じた勝馬とは、誰でしょうか?
まず筆頭は、この人以外にいない。朝ドラ『ひよっこ』と『過保護のカホコ』。2本のドラマ出演だけで、まさしく「国民的人気」をさらってしまった竹内涼真さん。いったい誰が、ここまでの走りっぷりを予想できたでしょうか?
しかも『ひよっこ』では途中で姿を消した脇役にすぎなかった。それが「島谷ロス」を生み「麦野くん萌え」につながって……文句なしのぶっちぎりダークホースと言っていいでしょう。
もう一人、すでに人気はあったけれど「想定外の姿」を画面いっぱいに表現し、視聴者に驚きと悲嘆を与えたダークホースといえば……? 大河ドラマ『おんな城主 直虎』で非業の死を遂げる小野政次になりきった高橋一生さん。
とにかく凄まじかった。磔にされ、しかも愛する直虎自身に槍で突かれて死んでいくシーンは演技の枠をはみ出すような、鬼気迫る雰囲気。「不憫すぎてボロ泣き」「もう立ち直れない」と視聴者の悲痛な叫びが続出し、追悼CD「鶴のうた」(小野の幼名が鶴丸)も売り切れ、「大河ドラマの歴史に残る名場面」という評価が定着しました。
となれば、今一つ注目度が低かった『直虎』にとって高橋さんは実にありがたいダークホースということに。
さて、競馬では最も格の高いレースを「G1レース」と言いますが、その常連で期待され続け注目を集めても、なかなかレース本番で勝てない馬がいます。
それに似て、「連ドラの主役」という非常に高いボジションをたびたび手にしつつ視聴率という壁に阻まれ続けてきた、あの人。期待が大きいだけに数字が出ないことで「低視聴率の女王」という不名誉な呼称までつけられてしまった、あの人。そしていよいよこの夏。持てる力を存分に発揮しぐんと頭角を現したのが『黒革の手帖』で銀座ママを演じる武井咲さんです。
「やっと武井咲の代表作が生まれた」という賞賛の声も多い。「着物姿があそこまで板につくとは」と驚きの声も。悪賢い男たちにズラリと取り囲まれても冷静沈着、肝の座った武井ママは美しいだけでなく、酸いも甘いも噛み分けた、ケレン味溢れる悪女。まさか武井さんがまだ23歳なんてとても信じられません。
というドラマの評価にとどまらず、TAKAHIROとの結婚発表、妊娠3ヶ月と祝砲は鳴りっぱなし。妊娠発表で心配されたCMも製薬会社が契約継続することを表明。愛のゴールを駆け抜けたダークホース 武井咲。まだまだがっつり稼いで貰おうと画策していた事務所を振り切っての疾走ぶり、一泡吹かされたのは業界関係者かもしれません。
一方、ベテランの中からちょっとトリッキーなダークホースも出現しました。
朝ドラ『ひよっこ』 で愛される老婆と化した白石加代子さん。かつては早稲田小劇場の舞台で、暗闇の中、包丁をシュッシュッと研ぎ続ける姿があまりに不気味で怖かった「アングラの女王」。当時を知る人にとって、「まさかあの白石さんがお茶の間で愛される婆になるとは!」と驚愕。白塗りのダークホースに、喝采です。
同じく朝ドラで声のみの出演の回でも話題をかっさらった「ヤスハル」もやはりダークホースか。しっかり存在感があり、予想外の評判をとった古舘佑太郎さんの今後には注目ですね。
最後にもう一人。『愛してたって、秘密はある。』で主人公 福士蒼汰さんの母親役を演じている鈴木保奈美さん。子供を守ろうとするがために鬼と化した母を、すさまじい迫力で演じています。伝わってくる熱量が、以前とはまったく違う。鈴木さんのこれからの人生レースへの決意がにじみ出ているのかもしれません。
と、予想外の疾走ぶり、想定以上の走りっぷりに出会うことができるのも生身の人間が演じているから。ダークホース鑑賞は、ドラマの楽しみの一つです。
400 = =2017/9/15 11:47:00