秋からスタートした連続ドラマが佳境を迎える中、来春に放送が始まる連ドラのラインアップがほぼ固まった(下表参照)。

●2008年1月にスタートする連ドラのラインアップ
番組名放送局
(放映時間)
初回
放映日
原作?原案脚本主な出演者
【月曜日】
薔薇のない花屋フジテレビ系
(21時~)
1月14日野島伸司香取慎吾、竹内結子、釈由美子、松田翔太、寺島進、池内淳子、三浦友和
【火曜日】
貧乏男子(ボンビーメン)日本テレビ系
(22時~)
1月15日山岡真介小栗旬、八嶋智人、山田優、三浦春馬、仲里依紗、上地雄輔、音尾琢馬、ユースケ?サンタマリア
ハチミツとクローバーフジテレビ系
(21時~)
1月8日ハチミツとクローバー
(羽海野チカ)
金子茂樹成海璃子、生田斗真、原田夏希、向井理、成宮寛貴、泉谷しげる、松重豊、前川泰之、柏原崇、滝沢沙織、村上淳、瀬戸朝香ほか
あしたの、喜多善男
(きたよしお)~世界一不運な男の、奇跡の11日間
フジテレビ系
(22時~)
1月8日自由死刑
(島田雅彦)
飯田譲治小日向文世、松田龍平、小西真奈美、栗山千明、吉高由里子、要潤、生瀬勝久
【水曜日】
斉藤さん日本テレビ系
(22時~)
1月9日斉藤さん
(小田ゆうあ)
土田英生
ほか
観月ありさ、ミムラ、佐々木蔵之介、北川弘美、濱田マリ、矢沢心、須藤理彩、古田新太、高島礼子
【木曜日】
だいすき!!TBS系
(22時~)
1月17日だいすき!!
(愛本みずほ)
篠崎絵里子
ほか
香里奈、平岡祐太、福田沙紀、紺野まひる、余貴美子、岸本加世子
鹿男あをによしフジテレビ系
(22時~)
1月17日鹿男あをによし
(万城目学)
相沢友子玉木宏、綾瀬はるか、多部未華子
木曜ミステリー
新?京都迷宮案内
テレビ朝日系
(20時~)
1月17日西岡琢也
ほか
橋爪功、野際陽子、国生さゆり、小木茂光、北村総一朗、西田健、市田ひろみ
交渉人~THE NEGOTIATORテレビ朝日系
(21時~)
1月10日寺田敏雄米倉涼子、陣内孝則、高橋克実、筧利夫、安めぐみ、高岡蒼輔、城田優、大杉漣、伊武雅刀
【金曜日】
エジソンの母TBS系
(22時~)
1月11日大森美香伊東美咲、坂井真紀、谷原章介、清水優哉、杉田かおる、松下由樹
赤川次郎ミステリー
4姉妹探偵団
テレビ朝日系
(21時~)
1月18日三姉妹探偵団
(赤川次郎)
福田卓郎夏帆、吉沢悠、中越典子、加藤夏希、市川由衣
未来講師めぐるテレビ朝日系
(23時15分~)
1月11日宮藤官九郎深田恭子、勝地涼、船越英一郎、地井武男、黒川智花、武田真治、田口浩正、正名僕蔵、星野源
【土曜日】
フルスイングNHK総合1月19日甲子園への遺言
(門田隆将)
森下直、関えり香、さわだみきお高橋克実、伊藤蘭、吹石一恵、萩原聖人、塚本晋也、本田博太郎、小林克也、里見浩太朗
1ポンドの福音日本テレビ系
(21時~)
1月12日1ポンドの福音
(高橋留美子)
福田雄一亀梨和也、黒木メイサ、岡田義徳、山田涼介、高橋一生、光石研、もたいまさこ、小林聡美
【日曜日】
佐々木夫妻の仁義なき戦いTBS系
(21時~)
1月20日森下佳子稲垣吾郎、小雪、小出恵介、酒井若菜、古田新太、山本耕史、桜井幸子、江波杏子、西村雅彦、藤田まこと

 2007年に引き続きオリジナル脚本ではなく原作?原案モノが多いのは相変わらず。その中でも注目はフジテレビの木曜22時枠の『鹿男あをによし』だろう。同名のファンタジーノベル(幻冬舎)が原作で、主人公が鹿の命令で日本の危機を救うという現実離れしたストーリーだ。10~20代の支持を得た原作の世界観をどこまで再現するのか、大人の視聴者を取り込めるか、興味は尽きない。コミックス、アニメ、映画が大ヒットした『ハチミツとクローバー』の連ドラ化(フジテレビ系)が成功するかも話題になりそうだ。

 民放の連ドラに初めて単独主演する俳優?女優が5人と多いのも目立つ。ただ、名前を見ると「まだ主演ドラマがなかったのか!」と実績のある人ばかり。その中でも気になるのは、名脇役のイメージが強い小日向文世を主演に抜擢したフジテレビ系『あしたの、喜多善男(きたよしお)~世界一不運な男の、奇跡の11日間』。連ドラの脚本が8年ぶりとなる飯田譲治、民放連ドラ初出演の松田龍平とタッグを組む。なお『あしたの~』が放映される火曜22時枠の日本テレビ系は、イケメン俳優?小栗旬主演の『貧乏男子(ボンビーメン)』。ヤング路線の日本テレビ系と、おじさん路線のフジテレビ系(制作は関西テレビ)という対決構図はこの秋と同じ。ちなみに、ここ2クールは日本テレビが視聴率で勝利している。

 こうして見ると、放送前の注目作はフジテレビに集中している。“月9”も野島伸司の脚本で香取慎吾が初の父親役に挑むなど話題性は十分。これに対して、秋ドラマが低調だった“ドラマのTBS”の巻き返しはあるのか?…新春の連ドラが今から楽しみだ。

(文/ISプレス)"